なぜ、オンライン英会話やっても伸びないのか?

英語学習
なぜ、オンライン英会話やっても伸びないのか(基礎編)
オンライン英会話で英会話力が伸びないという方が多いようなので、以前書いた内容を補足します。前回の内容は、以下の...

(上記「基礎編」をご覧になっていない方は先にご覧ください。)

オンライン英会話、復習が大事。だけど

英語の発信力を上げようとすると、トレーニングが欠かせないと思います。そのためにオンライン英会話を活用している人も多いと思います。

オンライン英会話では、復習は欠かせません。うまく言えなかったことを拾い上げて、次にうまく言えるようにするのです。それで、自分の英語の語彙のキャンバスに表現できることを塗って広げていくイメージです。

でもこんなことはないですか?

一生懸命話そうとして、レッスンが終わった、、。そのあと、「はて、何がうまく言えなかったんだっけ」ということ。僕はいつもそうでした。頑張ってレッスン中にメモを取るんですが、字が汚いうえに書くのが遅い、そして、一生懸命話しているうちにそういう貴重な「自分がうまく言えなかったこと」が十分拾い切れないことが多くなってしまいました。

そんな時、TwitterでOtter.aiというアプリを紹介している方がいたので、使ってみることにしました。

英会話復習に最高のアプリ – Otter.ai

これはいわゆる「音声文字起こしアプリ」です。使っている人も多いと思いますが、もしまだ使っていない方がいたら、この記事を見たらすぐにインストールして使いましょう。無料の範囲(月10時間まで、などの制限)で十分使えます。僕はAndroid版を使っていますが、iPhone版もあります。また、ログインIDを作ると、Web上でも使えます。

何がすごいかっていうと、その精度です。音声の文字起こし機能自体は、今普通にスマホで使ってる方も多いと思いますが、このアプリは特に「自動修正力」が強いと思います。自分の発音が悪いせいで、一度間違って認識された分を、文が進んだところで、おそらく文章全体を見て自然な言い回しに直しているようです。発話者も自動で特定してくれます。

こんな感じでどんどん文字起こししてくれます。特徴のありそうなキーワードを拾ってタグ付けまでしてくれます。

これを見て、時間のある時は録音した自分の声を聴きながら(これはいつも落ち込む(汗))、それに沿った文字起こし部分(素晴らしいことに自動的にハイライトして追ってくれます)を見て復習します。そうすると、どう自分が考えて何を言おうとしてどういったかの発話までの思考のプロセスをたどることができるんですよね。

時間がない時は、文字起こしした文をざっと見て、うまく言えなかったところを拾い出すことができます。復習の時間をすごく短縮できます。

そのフレーズを検索して、自然なフレーズを勉強し、書きつけます。(これまでずっとAnkiという暗記用アプリを使っていましたが、最近は手で小さなメモ帳に手で書くようにしています。これについてはまた記事を書こうと思います)こうして「キャンバスに色を塗っていく」作業をするわけです。自分の言えることが増えていくのが目に見えて、楽しいです。

もう一つの使い方 ~シャドウイング

最近はOtter.aiをシャドウイングの練習にも使っています。NHKラジオビジネス英語のビニエットをシャドウイングするときに、音はイヤホンで聞いて、音声をOtter.aiで文字起こしします。シャドウイングって自分ではできているつもりでも、文字お越ししてみると音が欠落することが多く、活舌が悪いのがあからさまになっていて、修正のモチベーションになっています(汗)。

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