なぜ通勤時間を有効に使えないのか?

ライフハック

通勤時間は宝の山

通勤時間のおかげで今の自分があります。

というのは大げさだと思ってましたが、改めて考えてみると、そうではないかもしれません。

それほど記憶力や、頭の回転も速くない自分が、古くは情報処理技術者試験、簿記2級から、TOEIC900、英検1級、全国通訳案内士、中小企業診断士、ファイナンシャルプランナー(CFP)試験に合格したのは、すべて間違いなく通勤時間に勉強したおかげです。

よくよく思い出してみれば、田舎の公立高校で成績が下のほうだった自分が、東京の志望大学に合格したのは、予備校に片道2時間かけて電車通学していた時、気分が沈みながらももくもくと勉強する習慣がついたからでした。(高校の時は化学を捨てて物理一本だったんですが、志望校は物理化学両方必要だったので、電車の中で化学の一問一答をひたすらやって何とか追いつきました。)この体験から、何となく電車の時間を勉強に充てるといいんだな、と言う意識ができたのかもしれません。

ただ、それは頭でわかっていてもなかなか実行にしない人はいると思います。私自身もうまくいっているとしてうまくいってない時があると感じています。うまくいかない ケース ではどういうことが起きてるのか改めてまとめてみました。

うまくいかないケース

今日は疲れたから、、と言い訳する

家での勉強でもそうですが電車でも。疲れた、あー嫌だなという意識を持ってしまうと駄目ですね。

ついスマホで別のことをしてしまう

テキストだといいんですがスマホの場合は注意が必要です。目の前の画面に興味を逸脱させる材料が死ぬほど 揃っていますから。

何日か続けた後、うまくいかないとあきらめてしまう

最後に一番大きなつまづきポイント。うまくいかなかった日はどうしても出てきます その時にあまりにも 自己嫌悪になってその後やめてしまうということは 一番やってはいけないことだと思います。

有効に使うためのポイント

スマホでストップウォッチをスタートさせる

これはつまり 今は勉強時間なんだよ ということを自分の頭に無意識に入れるということです。今、ストップウォッチが動いているんだから その間はスマホでも勉強をするということ 。これが無意識に機能していれば成功と言えます。

何も考えずにテキストを開く

今日は疲れたから、、とかとにかく考えない。まず 機械的にテキストを開いて 最初の一文を読む。その後やめたっていいです。ページを開くと次の分も少し読もうという気になります。というか体が勝手に読み始めます。それで1分2分。本当にどうしても辛かったでやめてもいいです。でも続けられる時が多いと思います。

通勤で使いやすいように教材を準備をしておく

通勤時間を勉強することは 机の上より効率という面ではあまり良くない場所で勉強することになりますから、それなりの準備をしておくといいです。例えば暗記 アプリに覚えるべきものをあらかじめ エクセルから読み込ませておく。また 覚えるべき論点を表にしておく、など、パソコンや手書きで別途作っておいた方がいいです。正直その論点の整理で、ある程度頭の中が整理され、後は電車の中で覚えるだけ、という状態に持って行くことができます。こうなったらしめたものです。

できれば座れる時間、ルートを確保する

これは難しい方もいるかもしれませんが、できることなら座って勉強できた方が断然効率は良くなります。満員電車の中で勉強できることはどうしても限られてしまいますので。可能性があるのであれば 1つ前の駅から定期を買って座るようにするとか、時間をずらして座れる時間に通勤するとか、色々 工夫する余地はあると思います。

できなくても自分を責めない

うまくできない日も どうしても出てきます。その場合に自分を責めすぎると次の日できなくなりますので、その気持ちになってしまうことは避けたい。できなかった結果についてはあまり時間を責めないで寛容になりましょう。少し 始められたということだけでも自分を褒めて、また明日 少しだけやってみようと思っておく。そしてその日が来たら 淡々とまず テキストを開く。その繰り返しが大きな成果を生みます。

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