ガソリン代、信じられないくらい高騰していますね。日常生活で車を利用している人は直撃を食らっていると思います。政府は、卸値の5円程度の引き下げを行うなど、対策を取ろうとしてますが、正直5円程度では焼け石に水のような気がしますね。
一部記事では、ガソリン税を安くするべきだ、という論調もありますが、今まで頑なにそれを拒んできた政府、省庁に期待するのは難しいでしょう。（ちなみに日本の税負担率は、諸外国と比べて特別に高いという記事が多いですが、財務省もこの調査のような反論を出しています。）
自分でできる対策をしよう
他人任せではなく、自分自身で対策をする必要がありますね。
そのために一番いいのは、「不必要に車に乗らない」というところに尽きると思います。
「んなことできないから困ってるんだよ！」
ごめんなさい。でも、もう少し読んでいただければ。。
毎回、どこに行くのにどれくらい車を使っているか思い出す、または思い出せない場合は、1～2週間くらい記録を取ってみてもいいと思いますが、10キロ未満で利用されている方がかなり多いのではないでしょうか。
調査結果でもそれが見られます。以下は、国土交通省の調査（平成27年とちょっと古いですが）の、「トリップ長分布」というところを見てください。一回の乗用車運転のおよそ7割(平日69.6%、休日68.5%)が10km未満、5割弱(平日44.2%、休日44.4%)が5km未満という結果になっています。
自転車に乗ろう！
これで何が言いたいかというと、これくらいの距離であれば、自転車が使えるケースがかなり多いのでは、ということです。もちろん、小さなお子さんと同乗でなければ、一人で運転することが前提になりますが。先述のページでは、平均乗車人数のデータもありますが、乗用車では、1.4人くらいですね。1.5を超える地域はないので、単純計算すると、半数位のケースでは一人で乗っているのではないでしょうか。(ばらつきが分からないので、断定はできませんが）
結局は、個々のケースによると思うので、ご自身のケースを確認いただけるといいと思います。いずれにせよ、自転車に乗ることで、かなりのガソリン代節約につながるご家庭が多いと思います。
上記調査データでは、一人当たりの一日当たり走行距離が読み解けなかった(おそらく30km/日ではないかと読めるデータもありますが)ので、正確にどれだけの距離を節約できるかは、はっきり言えないのですが、近場ではストップ＆ゴーを繰り返すことになるので、燃費も比較的悪くなる、これを自転車に置き換えられれば、相当の節約にできると思います。
以下は別の調査ですが、一か月のガソリン代は、単純加重平均すると9000円弱くらいですね。
この半分が節約できるとすると(先述の内容から、それほど無茶な前提ではないと思います)一か月4500円の節約。5万円の自転車を買っても、1年で元が取れる計算になります。
どんな自転車がいいか
どんな自転車がいいかというのは、本当に個々の事情にもよると思います。
電動アシスト自転車を選ぶのが最も無難かもしれません。10万円以下のものも結構あるので、先ほどの試算だと2年以下で元が取れることになりますね。
ちなみに僕のお勧めは、クロスバイクです。5万円くらいからいいものが買えますよ。以下記事も参照なさってください。
ご参考になれば幸いです。
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