ポストコロナに備えて通訳案内士がやるべきこと

全国通訳案内士

コロナが収まりそうとなったらまた亜種が流行ってしまい、特に旅行業界は厳しい状況が続いてしまっています。
そんな中でも、通訳案内士など、ツーリズムに携わる方は、ポストコロナを見据えたツーリズムについてはできることを準備していく必要があると思います。自分の考えの整理として、ポイントを3つ考えてみました。

①ツーリズム形態変化への準備


感染防止の観点から、以下の形態のツアーが増えると言われています。というより、こういう形が増えて行って、一定のニーズを持つように、業界自体が変わっていくと考えたほうがいいかもしれませんね。

・団体ツアーから、個人や小集団のツアー
・数日間のツアーではなく、短時間でのツアー

これらのツアーのガイドをするということは、今までの時間の使い方やガイドの仕方と違う点が出てくると思います。複数のツアーを一日で請け負うこともできるようになる半面、時間管理が大切になってきそうですね。

②DXへの準備

オンラインのツアー、つまり、旅行者が本当に旅行するのではなくオンラインでガイドの解説を楽しむ、といったものがあります。例えばAirBnBのサイトを見ると、オンラインツアーのガイドさんの紹介も結構されていますね。

一方で、DXに関する技術を活用したもっと多様な旅行の形態が出てくるかもしれません。一番簡単なものはオンラインツアーの逆、例えば旅行者は本当に旅行していて、ガイドさんはオンラインでオンデマンドで解説をする、といったものもあり得るかもしれません。さらには、VR技術を使ったバーチャル体験ツアーといったものも、いろいろなトライアルが出てきているようでず。以下は観光白書(令和3年版)に掲載されていたものの引用です。(https://www.mlit.go.jp/statistics/content/001408958.pdf より)

例えば、大分県豊後高田市には、危険なため修行僧以外の立入が原則禁止されている「天念寺無明橋」
がある。ここでは VRを活用し、橋を渡る修行体験コンテンツを提供しており、橋からの眺めなどが体験
できる。参加者からは、その再現度に「以前に体験した記憶がよみがえった」などの声が挙がった。
さらに、VR 等により、これまで障がい・病気等を理由に旅行自体が難しかった方々にも旅行体験を提
供することが可能となっている。


上記はその写真の引用です。こんな体験がVRでできるんだったらぜひやってみたいですね。

ご自身の得意な地域、領域があるようでしたらこういった技術の活用ができないか検討されるのも一つの方法かと思います。

③観光地の知識、スキル強化

最後に、これは特に自分に対して、、

観光地は今までほど混雑していないということは、下見をしやすいということも言えると思います。業界が厳しいということは、力を蓄える時期と考えて、知識やスキルを高めていきたいですね。

ご参考:ポストコロナに関しての考えを書いてあるサイト

最後に、ポストコロナに対しての旅行業についての考えを述べてあるサイトがいく使ったので、URLをご紹介しておきます。

9 post-covid tourism trends

https://www.ideasforchange.com/en/blog-futuresthatrock/9-post-covid-tourism-trends

ポストコロナの旅行業界のトレンドのアイディアが書かれています。

How to prepare for tourism’s rebound post COVID-19

404 | EY - US

現在の状況を、顧客ニーズをとらえ満足させるためのアプローチを再考するきっかけにしよう、という記事です。

Reimagining travel: Thailand tourism after the COVID-19 pandemic

Reimagining travel: Thailand tourism after the COVID-19 pandemic
International tourism is a major contributor to Thailand’s economy. It was hit hard by the COVID-19 pandemic—but the country is finding ways to support its trav...

マッキンゼーのレポート。タイの環境に関する提言のようですが、”Sandbox”と書いてあるアプローチ(外国からの観光訳はプーケットに!隔離する)というアイディアが書かれていました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました