本当はすごい、政府統計データ

中小企業診断士

ビジネス上、統計データが必要なことがあると思います。診断士の活動でも、調べることがあります。

調べたいことがはっきりしている時は、その都度ググればいいかもしれません。しかし、信頼できる統計調査にどんなものがあるかをあらかじめざっと知っておくのは役に立つのではと思います。それでこの記事を書きました。せっかく税金を払っているのだから、信頼できる調査をしてくれている政府統計データを活用しない手はありませんよね!

ということで、e-Stat(e-Statは、日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイト)を見てみました。

  e-Statのトップページ  https://www.e-stat.go.jp/

e-Statの調査分野

全体俯瞰の切り口はいくつかあるようですが、「分野から探す」から見ていくとわかりやすそうです。
https://www.e-stat.go.jp/statistics-by-theme

こんなことも調べているんだ!というものが沢山ありました。(面白そうなものは今後別途紹介しようと思います。)

  • 国土・気象
  • 人口・世帯(国勢調査をはじめとした人口関連の調査)
  • 労働・賃金(給与実態、労働力など)
  • 農林水産業(作物統計など。乳製品の統計もあるみたいです)
  • 鉱工業(鉱工業生産・出荷・在庫指数など)
  • 商業・サービス業(商業統計調査)
  • 企業・家計・経済(個人企業経済調査、小売物価統計調査など)
  • 住宅・土地・建設(住宅・土地統計調査など)
  • エネルギー・水(石油関連の調査が多いみたいです)
  • 運輸・観光(パーソントリップ調査など)
  • 情報通信・科学技術(情報通信業基本調査、全国イノベーション調査など)
  • 教育・文化・スポーツ・生活(学校における教育の情報化の実態等に関する調査、など)
  • 行財政(なぜか主な調査が「地方公務員給与実態調査」だけになっていますが(笑)、他にも「旅券統計」など使えそうな調査多いです)
  • 司法・安全・環境(エコツーリズムガイド等の国内実態調査、というのもここに入っていました)
  • 社会保障・衛生(106もの調査資料がありました。介護サービス施設・事業所調査など)
  • 国際(貿易統計など)

地図上に統計データを表示(統計GIS)

改めてe-Statのトップページを見ると、機能が沢山あり、すべて使いこなすのはなかなか大変そうです。

とっかかりとして、ビジュアル化できるものが面白そうだったので、トップページにあった、「地図[地図上に統計データを表示(統計GIS)]」というリンクを見てみました。クリックすると、以下のページになります。

さらにそこから、「地図で見る統計(jSTAT MAP)」というところをクリックします。こんなページが出てきました。

アカウントは持っていないので「ログインしないでGISを始める」のほうをクリックしてみました。そうすると、おなじみのGoogle Mapが出てきて、その下に「統計地図作成」というボタンが出てきます。クリックすると「レポート作成」「統計グラフ作成」「エリア作成」「プロット作成」という選択リストが出てきます。

「統計グラフ作成」をクリックしてみました。そうすると以下のウィンドウが出てきます。

調査名を「国勢調査」、年を最新の「2015年」、集計単位を「小地域」、その他のデータを試しに以下の画面のように設定して「次」を押します。

さらに次の画面で「集計開始」を押します。すると。。。。

こんな感じで、地図上に統計データをマッピングしてくれます。これは使えそうですね!選択できる統計データに古いものしかない分類があったのが少し気になりましたが、それでも役に立ちそうです。

またいろいろと調べてみようと思います。

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