英語の学習を効率化するための最重要ポイントの一つが「発音」だと思います。
別の記事でも書きましたが、僕は典型的なカタカナ発音で大人になって、そのあと、発音専門の学校で個人レッスンを受けて、基礎をやり直しました。そのあと学習がとても効率化したことをおぼえています。(間違った発音で音読しても、スピーキング練習しても間違いが強化されてしまうと思います)
その時はまだ30歳位だったのですが、それでも、「もっと早く発音の重要性に気づいていればなぁ」と思っていました。
いま改めて、発音の重要性を再認識して、少しずつ学習をしています。
(なお、発音の練習は、最初に一度は個人レッスンを受けて、自分の発音の課題に関してフィードバックを受けるべきだと思います。改善点が具体的になるので。)
で、発音を勉強するために僕が見ている、お勧めだと思うYoutubeチャネルをいくつかご紹介したいと思います。
あいうえおフォニックス
バイリンガルの可愛いきょうだいがフォニックスを教えてくれます。
子供と一緒に聞いていましたが、自分もとても勉強になりました。
Rachel’s English
アメリカ英語学習者のためのチャンネルです。
膨大な動画があるので探しにくいですが、発音の勉強には以下のプレイリストをまず学習すると良いのではと思います。
あと、Twitterで紹介されている方がいて、英語らしい音を出すためにとても有益だと思ったので以下の動画も紹介します。
恥ずかしながらformantという概念を初めて知りました。以下の解説が分かりやすかったと思います。
声の高低(ピッチ)じゃない何かで、英語っぽい音かどうかの違いがあるのは感覚的に感じていました。
同じ英語が流ちょうな人でも、完全なネイティブの英語は聞き取りにくく、日英バイリンガルの人の英語は少し聞き取りやすいと思っていましたが、こういうところが関係しているのかな、とも思いました。
この動画で紹介しているような、喉の特定の器官を押し下げる、というのは難しそうですね。しかし、発音の学校で、喉と舌をリラックスして、下あごもリラックスした上で少し前に出し、喉の奥から発音するように常に言われて、確かにそうすると英語っぽい音になると感じていました。なるほど、こういう理論があったんですね。
vocal fryなんていう話し方があることもこの動画で知りました。(発音を教えている方にとっては知られた言葉のようですね)。動画を見た後、自分の発音を聞いて思ったのですが、どうも、自分も英語の発音を自然にしようと、喉を開く、リラックスする、と意識していると、自然と、こういうvocal fry的な言い方を少ししていたようです)
この動画は、自分の英語を英語らしく(特に米語らしく)するために、非常に勉強になる動画なので、30分と長いですがぜひ聞いてみてください。もやもやしていたことの理論が説明されて、目から鱗でした。
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