Excel頑張って覚えたのに、今度はGoogleスプレッドシート?

IT

Excel、使ってますか?使ってますよね。

この年になって、、とも思ったんですが、Excelを使うことがとても増えたため、頑張ってショートカットも覚えました。

しかし、Webを見ていると「Googleスプレッドシート凄い!Excelから乗り換えよう」という人をちょくちょくみかけるようになってきました。

「えー、せっかくExcel頑張ってショートカットも覚えたんだから、それでいいのでは?一体Googleスプレッドシートで何ができるんだろう?」

気になったので、調べてみました。

日本語のサイトやYoutubeを見てみたのですが、以下のような内容が多かったです。

  • 無料で使える
  • 自動保存
  • クラウド上にあるのでデータ共有、連携、共同編集が簡単
  • Googleの他のサービスと連携しやすい(Google Formなど)

確かにメリットですね。しかし、Excelをすでにお金を払って使っている自分にとっては、無料であるメリットはあまり大きくないですね。ほかの内容も、Excelでもできるんじゃないかな。

Excelに慣れ切ってすごくスイッチングコスト(心理面で)が高い僕が見ても、どうしても使いたくなるような、Excelでは絶対できない凄い「機能」はないのかな、、と英語のサイトやYoutubeも見てみたところ、以下の動画を見つけました。

いいですね。こういう機能での比較が知りたかったんです。

なぜこの衣装?がちょっと気になりますがそれはおいておいて。動画の内容のポイントは以下のとおりです。

解説動画で見る、機能面での比較

検索可能なドロップダウンリスト

実データが入っている表から、ドロップダウンリストを自動的に作ってくれる機能です。重複はもちろん除いてくれるし、実データのデータが増えるとドロップダウンリスト上でもそのデータを増やしてくれる。

確かに、Excelでは同じような機能はないような気がします(自信なし)。まぁでも、自分がどう使うかが今一つイメージできませんでした。

データ(セル)の分割機能

Excelで「区切り位置」でウィザード形式になっているアレですね。苗字と名前を別のセルにしようとこの機能を使ったら、間にスペースが入っていない人がいて、キーッ!となるアレです。(更に運が悪いと、それが森元三郎とか書いてあって、「森元 三郎さん」か「森 元三郎さん」かわからなくて、余計な工数がまたかかってしまうアレです)

これを、関数を使って、デリミタ(区切り文字)を、必要なら複数指定して、すぐにセル分割ができる、というもののようです。まぁこれはウィザードでもいい気がしました。どうせ「森元三郎」問題は解決しないし。

ピボットテーブルのリフレッシュ

元データが変わるとピボットテーブルが即座にリフレッシュされるというものです。これは別に手動でもいい気がします。

WebページからImportXML to Import Dataを使う

何やらマニアックな表題です。動画を見てみると、HTMLでの「表」(Tableタグですね)を使っていないWebページ上の表であっても、HTMLの要素名や属性を探し出して、データを拾ってきてくれる、という機能のようです。ExcelではTableタグを使っていないと引っ張ってこれないそうです。

これは用途によっては重宝するかもしれません。

イメージデータをLookup(検索して表示)できる

これは何を言っているのか最初分からなかったんですが、動画と解説を見てわかりました!イメージデータをセルの「内容そのもの」として設定することができるんです。(Excelでは、イメージデータはあくまで、セルと違う層に置かれている、別の物体ですよね。セルに合わせて動かすような設定はできますが)

これの何がいいかというと、例えば名簿で、A列に名前、C列にその人の写真を貼っておくと、Vlookupで、名前を設定するとその写真を引っ張ってこれる、ということなんです。(Vlookup関数をご存じなければ、わかりやすい解説がそこかしこにあるので検索してみてください)。動画の例を見て、これは面白い、と思いました。ぜひ動画を見てみてください。

検索、置換で正規表現が使える

これは正直「Excelでできなかったっけ?」というものでした。例えば、ミドルネームを持つ人だけ、そのミドルネームだけを削除する、といった芸当が可能になります。ところで、正規表現は英語でregexというんですね。勉強になりました。

Image関数でQRコードが使える

セルに入っているある値(URLなど)をImage関数で参照して、結果としてQRコードを表示できるというものです。これは実現方法は違うようですが、最新のExcelでも可能なようでした。

セルの文章を翻訳する関数がある

Googletranslateという関数で可能になります。この辺りはさすがクラウドネイティブのアプリ(クラウドネイティブの使い方、違うかな?)の真骨頂発揮ですね。Excelもアドイン(追加ソフト)を入れることでできるようですが、やはり翻訳機能は最新の機能をクラウドで使う仕組みのほうが洗練されていると感じます。

動画では、日本語への翻訳を例示してくれてました。

シートの中でチャット機能が使える

ん?どういうこと?と思いましたが、動画の例は、あるシートを誰かとシェアすると、その人とチャットでやり取りできる、というものでした。

面白いけど、この機能使うことあるのかな。。

分析を強化するクエリー機能

ピボットテーブルの機能を、関数一つで実現できる、というもののようです。これも面白そうですが、普通のピボットでダメなユースケースを思いつかなかったので、使うところがまだイメージできないです。(でも何かありそうな気はします)

その他

Web上からファイナンス情報を引っ張ってくる関数はExcelにもGoogleスプレッドシートにもありますが、後者の方が使える属性が多いということを説明していました。

まとめ

この動画を見ることで、やっと具体的な機能の違いが分かってきました。この動画、英語も簡単ですし、実際の例を画面で解説しているので、ぜひご覧になる事をお勧めします。

自分としては、まぁ今のところはExcelメイン継続ですね。ただ、他にもクラウドならではの機能がありそうなので引き続き調べて、ご紹介したいと思います。

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